今このブログを書いている時刻は14日(日)の午前9時30分。ハワイでは米PGAツアー「ハワイオープン」の3日目が進行中であるが、2日目を終えて首位に並んだ3人の選手について報道しているサイトがあったので、その内容を紹介する。
まず、ひとりめは中国籍のカール ユアン(26歳)。アメリカ西海岸にあるワシントン大学を出てプロとなった。東京オリンピックに中国代表として出場し38位タイの成績。2年前のシーズンに下部ツアーで好成績をあげ、昨シーズンは米PGAツアーに昇格してプレーをした。しかし、年間を通して競うフェデックスカップポイントは126位の成績に終わり、125位までの選手に与えられる今季のツアーカードを喪失してしまった。
なので、本当ならこの大会にも出場することはできなかったのだが、ランキング上位にいたジョン ラウムがLIVゴルフに移籍してツアー資格をはく奪されたため、ユアンは1つ繰り上がって125位となって今季のツアーカードを手にした。あと2日間プレーが残っているが、この願ってもないチャンスをなんとしてもものにしたいところである。
カールユアン Golfweekサイトより
2人めはアメリカのオースティン エクロウト(25歳)。この日がちょうど25歳になる誕生日だった。予選ラウンドを65、66のスコアで首位に並んだ。昨シーズンがルーキーイヤーだったが、5月の「バイロンネルソン」では2位タイの成績を残し、優勝争いに加わっている。
3人目は韓国のビョンファン アン(32歳)。先週の「ザセントリー」でも4位に入っており、今年は好調のようだ。しかし、DPワールドツアー1勝、アメリカ下部ツアー1勝の実績があるが、米PGAツアーではまだ勝ちがない。
日本人選手で予選通過したのは、蝉川泰果、久常涼、松山英樹、桂川有人の4名で、平田憲聖、金谷拓実、岩崎亜久竜は予選落ちを喫した。