米PGAツアー「ペブルビーチプロアマ」は最終日のプレーがおこなわれず、3日め終了時点で首位に立ったウィンダム クラークの優勝がきまった。
最終日のプレーについて、天気予報的には月曜日になんとか試合はできそうであったが、ペブルビーチゴルフ場のある行政区域が、日曜日夜から月曜日の早朝まで住民に対して屋内退避命令を発令したため、それにしたがうかたちで中止を決定したようだ。
雨だけでなく風もひどく、以下の写真は会場に設営されたテントの状況である。
Golfweekのサイトより
通常の大会では、天候によって54ホールに短縮された場合、賞金は減額され4分の3となるが、この大会では満額支払われ、優勝したクラークには360万ドル(約5億3300万円、1ドル148円換算)が与えられる。また、クラークはこの優勝で世界ランキングの順位を10位から6位にあげた。
2位となったラドビグ アバーグは賞金216万ドルを手にした。そして、世界ランキングを27位から11位まであげトップ10入りまであと一歩のところまできた。わずか2年目のシーズンにして、世界トッププレーヤーと言って過言ではない。
2週間前の大会「アメリカン エキスプレス」でアマチュア優勝を果たし、プロとしてこの「ペブルビーチ プロアマ」でデビューしたニック ダンラップは、最下位の成績におわった。優勝したことで2年間ツアーカードが有効なので、これから徐々に本領を発揮してほしい。
松山英樹は71位タイに終わったが、それでも高額賞金大会ということで33,875ドルを手にした。