今週の米PGAツアー「ジェネシス招待」が、ロサアンゼルスの有名なゴルフコース「リビエラ カントリークラブ」で始まった。このコースは今年開催されるパリオリンピックの次、2028年のロサンゼルス大会のゴルフ競技の会場となることが決まっている。
この大会のホストであるタイガー ウッズは、4バーディー、5ボギーで1オーバー72
と出入りのはげしいゴルフで初日のプレーを終えた。昨年4月の「マスターズ」最終日を棄権して以来の大きな大会でのプレーだったため、試合勘がまだ十分に戻ってきていない様子である。試合中タイガーがシャンクするという超レアな場面も見られた。
この大会は格上げ大会(signature event)で、昨シーズンの年間ポイントランキング上位50名、他のカテゴリーでの有資格者、そしてスポンサー推薦を加えた70名の選手でスタートした。格上げ大会では通常予選カットがおこなわれないが、この大会ではおこなわれる。
ホストであるタイガー ウッズが、自らがホストをつとめる大会ではカットをおこなうべきだと主張したとされる。出場する選手には成績が悪ければペナルティーが科されるだという考え方である。この大会では50位までの選手が土日の決勝ラウンドに進むことになる。
予選カットがおこなわれる格上げ大会はほかに、「アーノルドパーマー招待」とジャックニクラウスがホストをつとめる「メモリアルトーナメント」の2つがある。
タイガーの順位は現在49位タイで、カットラインぎりぎりの位置にいる。2日目の踏ん張りに期待したい。