韓国人プレーヤーSangmoon Bae(裵相文、37歳)が、マレーシア クアラランプールのレストランで意識を失って床に倒れた人に救命処置を施して命を救ったことが報道されている。
(Golf Monthlyのサイトより)
Baeは米PGAツアーで2勝し、これからもっと勝ち星をあげようとしていた時期に、韓国の法律に従って2年間兵役に従事した。兵役を終えて米ツアーに復帰したが、以前の実力を回復することができず、現在はツアーカードを失っている。そのため、今週はアジアンツアーの「マレーシアオープン」に出場するためマレーシアに渡っていた。
Baeは大会前日の水曜日、スタッフと一緒にクアラランプール市内のレストランに食事に行った。食事をしていると、レストランの従業員が突然フロアーに倒れて心肺停止状態となってしまった。そこでBaeはAEDを使って救命作業をおこない、見事その人の息をふきかえらせた。
Baeいわく、「軍隊にいたときに、AEDを使った訓練は何度もおこなっていたので、あわてることなく処置することができた。」
Baeは日本時間18日15時現在「マレーシアオープン」の最終日をプレーしている。優勝は厳しそうだが、上位でホールアウトできそうである。
人の命を救ったBeaには、今後きっといいことが起きるはずだ。彼がプレーをしているときに起きてほしいと心から願う。