米PGAツアーは第4のメジャーといわれる「プレーヤーズ選手権」がおこなわれており、第3ラウンドが終了し、最終日を残すのみとなった。順位のほうは、
1.エグザンダー シャフレ 17アンダー
2.ウィンダム クラーク 16アンダー
3.ブライアン ハーマン 15アンダー
4位タイ マーベリック マクニーリー 13アンダー
マット フィッツパトリック
6位タイ サヒース ティーガラ 12アンダー
スコッティー シェフラー
8.ネイト ラッシリー 11アンダー
先週の「アーノルドパーマー招待」と同じように、上位選手の顔ぶれをみて、誰が優勝するか予想していきたいと思う。
9位タイには10アンダーで松山英樹がいるが、首位との差が7打差あるので優勝は厳しいかも。彼は先月の「ジェネシス招待」で最終日に、9アンダーと猛チャージをかけて優勝したが、長いパットがポンポン入るような状況で、その再現はほとんど不可能かと。
まず、4位タイにいるマクニーリー(28歳)は、世界アマチュアランキング1位になったこともある選手だが、米PGAツアーでは未勝利。世界ランキングも現在129位なので優勝はなさそう。
1位のシャフレ(30歳)は東京オリンピックの金メダリストだ。もし勝てば2022年6月の「トレベラーズ選手権」以来の米ツアー8勝目となる。今年に入ってからの成績は、10位タイ、3位タイ、9位タイ、54位タイ、3位タイ、25位タイでトップ10入りを4回果たしている。世界ランキングは現在6位で、優勝の可能性ありそうだ。
2位のクラークは、昨年の「全米オープン」の覇者で、2月の「ペブルビーチプロアマ」で優勝し、先週の「アーノルドパーマー招待」では最終日に伸ばしきれず、2位に甘んじた。そのくやしさをばねに今週は優勝するかも。世界ランキングは現在5位とキャリアベストの位置にいる。
3位のブライアン ハーマン(37歳)は昨年の「全英オープン」で初のメジャータイトルを手にした選手だ。直近の5試合の成績をみると、T70位、T54位、T60位、T44位、T12位。上り調子と言えなくもないが、現状やや力不足だ。世界ランキング9位。
4位タイのマット フィツパトリック(29歳)は、2022年の「全米オープン」を制した選手である。現在の世界ランキングは11位だが、今年出場した6試合では予選落ちが3回、ベストが14位タイと少し勢いが不足ぎみ。
6位タイには先週優勝したスコッティー シェフラーがいるが、今大会中は首に違和感を覚えマッサージを受けながらプレーしている。問題のパットは、3ラウンドトータルで予選通過した選手の中で40位の成績と、あまりいいとは言えない。2週連続優勝はないだろう。
ということで、当ブログとしては「プレーヤーズ選手権」の優勝者はウィンダム クラークであると予想する。