今週の米ツアーは2試合予定されている。メインのほうはレジェンドの名を冠した「アーノルドパーマー招待」で、昨シーズンのフェデックスカップランキング50位以内の選手と今シーズンの優勝者が出場しておこなわれる格上げ大会(シグニチャーイベント)である。人数を絞り、優勝賞金を増額しておこなわれる大会だが、予選カットはおこなわれ、トップ選手はこぞって出場する。もうひとつの大会は、カリブ海に浮かぶプエルトリコで「プエルトリコオープン」が開催される。
3週間前の「ジェネシス招待」で優勝した松山英樹は、「アーノルド招待」に出場するが、久常涼は「プエルトリコオープン」のほうに出場する。「プエルトリコ」にはほかに、小平智、蝉川泰果が出場する。
小平は今シーズン、米PGAの下部ツアーの試合に5試合出場しているが、38位タイが1度、予選落ちが3回、途中棄権が1回と非常に苦戦している。
蝉川はこれまで米PGAツアーの試合に3試合スポンサー推薦で出場した。最初の「ソニーオープン」では3日目まで善戦したものの結局30位タイに終わり、あとの試合は64位タイと予選落ちだ。
今週のDPワールドツアー(旧欧州ツアー)は、南アフリカで「ジョンソンワークウェアオープン」が開催され、星野陸也が日本人選手としてはただひとり出場を予定している。高地にあるゴルフ場のようで、以下の動画をSNSにアップしている。