タイガー ウッズが3月4日(月)に開催されるプロアマ戦に出場すると報道されている。一日だけの大会で、フロリダ州にある名門コース、セミノール ゴルフクラブでおこなわれ、これまでタイガーは招待を受けていたが、一度も出場したことがなかった大会だ。
この大会には、今週開催されている「コグニザント クラシック」に出場しているローリーマキロイもお父さんと組んで出場する。タイガーはアメリカPGAのセス ウォーCEOと一緒の組で回る予定になっている。他にMLBのコミッショナーや、各プロスポーツ界のレジェンドたちが多数出場する。
タイガーは先月自らがホストをつとめる「ジェネシス招待」に今シーズン初めて出場したが、2日目のラウンドの途中に、インフルエンザによる体調不良のため棄権を余儀なくされた。
タイガーは来週開催される「アーノルド パーマー招待」には出場しないが、再来週おこなわれる第5のメジャーと称される「プレーヤーズ選手権」には出場するのではないかと言われている。4月11日から始まる「マスターズ」に向けて最後の実戦形式の場として。
今回の1日の大会への出場は、4日間プレーするつもりだった「ジェネシス招待」が1日半となってしまったため、少しでも補いたいという気持ちなのかもしれない。
ということは、大けがをした左足の回復は良好で、あとはなるだけ多くの試合に出場して試合感覚を取り戻すだけなのではないかと推測できそうだ。
タイガーは昨年12月30日に48歳となった。もう年齢的に米PGAツアーでの優勝は難しいのではないかという人がいる。しかし、2021年にフィル ミケルソンは「全米プロ選手権」を、50歳という史上最高齢でメジャー制覇した。
タイガーほどの才能と精神力をもってすれば、からださえ十分にケアすれば、まだまだいけると心から信じたい。