スコッティー シェフラー優勝を逃す

世界ランキング1位のスコッティー シェフラーは、今週も優勝争いを演じた。一緒の組で回るステファン イェーガーを一打差で追って、最終ホールまでやってきた。

18番ホールのティーショットをフェアウェーに置き、第2打目残り183ヤードをピンまでわずか7フィートに寄せて、バーディーチャンスとした。イェーガーはこのホールをパーで終わり、シェフラーのバーディーパットを待つ展開となった。

シェフラーが入れればプレーオフ、はずせばイェーガーのツアー初優勝がきまるというパットは、わずかにカップの左側へそれてしまい、シェフラーの3試合連続優勝はならなかった。

第2打目のショットとバーディーパットが以下の動画

前の試合では、先にホールアウトしたシェフラーに1打差でせまるウィンダム クラークが、18番でバーディーパットを決めればプレーオフとなる状況で、パットを外してシェフラーの優勝がきまった。シェフラーは今回まったく逆の立場におかれ、まったく同じ展開になってしまった。皮肉といえば皮肉。しかし、出場した直近の3試合で、優勝、優勝、2位タイの実力は、再来週にせまった「マスターズ」で優勝候補筆頭であることは間違いあるまい。

先週優勝したピーター マルナティはこの試合最終日、17番でホールインワンを記録し、36位タイで終えた。まだまだモーメンタム(勢い)が続いているようで、ツアー優勝したことで「マスターズ」への出場資格を得て、彼自信初めてとなる夢の舞台にのぞむ。

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1月にアマチュアとしてツアー優勝を果たしたニック ダンラップは、この試合で首位と3打差の11位タイに入って、プロ転向後ベストの成績をおさめた。彼もツアー優勝したことで、「マスターズ」への出場権を得ている。

いよいよ、1週はさんで4月11日から今年最初のメジャー「マスターズ」がスタートする。