今年最初のメジャー「マスターズ」は、世界ランキング1位のスコッティー シェフラー(27歳)が1昨年に次いて2度目の優勝を果たし幕を閉じた。
今大会の賞金総額と優勝賞金は大会が始まった時点では明確にされておらず、土曜日のラウンド中に発表された。賞金総額は2000万ドル(約30億円)で、優勝賞金は360万ドル(約5億4000万円) 昨年の大会の総額1800万ドル、優勝賞金324万ドルより増額された。
2位に食い込んだラドビグ アバーグ(24歳)が獲得した賞金は216万ドル、38位タイに終わった松山英樹は86000ドル獲得した。また、予選通過は果たしたものの、通過選手中最下位に終わったタイガー ウッズが得た賞金は約5万ドル。
マスターズ委員会より特別招待されて出場した久常涼は予選落ちしたため、大会賞金は受け取れないが、マスターズ委員会から旅費滞在費その他の経費分に相当する手当が支払われる。なぜならマスターズ委員会が招待したのだから、委員会は必要経費分を選手に支払う。
世界ランキングウォッチャー氏によると、優勝したシェフラーは世界ランキング算出ポイントを今回100ポイント稼ぎ、2位のローリー マキロイとの差がさらに大きくなった。その差の大きさは、タイガーウッズの全盛時代に次ぐものらしい。
これからしばらくはシェフラーの時代が続きそうである。