日本時間の今日(11日)夜よりスタートする「マスターズ」では、いったいどの選手が優勝し、グリーンジャケットに手を通すのか? メジャー大会前に当ブログで恒例となっている優勝者予想をおこなっていきたい。
まず、キャメロン ヤング(26歳)を推したい。ヤングと言えば、2週間前の「バルスパー選手権」で最終72ホールめでボギーを打って優勝に届かずに2位に終わった選手だ。この大会で2位になった回数が7回となり、ツアー未勝利の選手としては記録がたどれる1983年以降の新記録となった。これまでは6回でふたりの選手が並んでいた。
この不名誉な記録を打ち消す、すばらしいプレーを見せてくれることを期待したい。これまでも過去の試合の失敗を、その後の試合で見事に挽回して栄冠を勝ち取る。米PGAツアーでは何度か過去に起こっていて、脚本家が書いたドラマよりもドラマテックなシーンが繰り広げられることがある。
ヤングは米ツアー未勝利と言うものの、現在世界ランキングは14位に位置する。2022年の全米プロは3位タイ、全英オープンは2位。23年のマスターズで7位タイ、全英オープンで8位タイと、これまでメジャー大会で優勝争いに加わってきた実績もある。そろそろヤングがこれまでゴルフに打ち込んできたすべてが報われる。そんな瞬間が訪れることを期待したい。
もうひとりの優勝候補としてチリ人のワッキー ニーマン(25歳)を挙げたい。LIVに移籍した選手だが、LIVゴルフでの成績、そしてアジアンツアーでの活躍をマスターズ委員会が認め、特別招待した選手だ。
順当な予想ではスコッティシェフラーとなるところだが、当ブログでは敢えて以上のふたりを優勝候補として強く推したい。