米PGAツアー「バレロ テキサスオープン」３日目のプレーが終了した。いよいよ来週にせまった今年最初のメジャー大会「マスターズ」に出場する選手はひとりの選手を除いて確定していて、その最後のスポットが「バレロテキサスオープン」の優勝者に与えられる。
今週多くのトッププロが調整にあてるなか、「マスターズ」を見すえ、この大会で実戦形式のなかで最後の調整をおこなう選手が松山英樹、ローリー マキロイ、ジョーダン スピース、マット フィツパトリックといった選手だ。
３日目を終えて松山は４位タイと好位置につけている。とはいうものの首位とは８打差あるので優勝が厳しいかもしれないが、いい調子で「マスターズ」を迎えられそうだ。
３位にはアメリカ人ブレンダン トッド(３８歳)がいる。この選手はショットが目標のラインよりとんでもなく右に出てしまうという珍しいイップスを克服した選手で、ツアー３勝のベテラン選手だ。今シーズンは３月の大会で６位タイがベストの成績で、現在世界ランキングは６８位。
２位にはデニー マッカーシー(３１歳)がいる。米ツアー未勝利の選手で、昨シーズンはトップ１０入りが５回あり、世界ランキングを３２位まで伸ばした。しかし今シーズンはまだトップ１０入りがなく、２２位タイがベストで世界ランキングも５１位まで落としている。少し勢いに欠けそうな選手だ。
２位に４打差をつけて首位に立ったのはアクシェー バーティア(２２歳)である。昨年米ツアーで初優勝した赤丸急上昇中の選手だ。今シーズンはトップ１０入りがないものの、トップ２０入りが５回あり、３日目までは上位にいるものの最終日にスコアをのばせない試合が最近何試合か続いた。今週こそはきめてくれそうな選手だ。
というわけで、「バレロ テキサスオープン」ではバーティアが優勝すると、当ブログでは予想する。
最後におもしろい映像をひとつ。最終日を６位からスタートするラドビグア バーグのティーショット。打った瞬間にドライバーのヘッドがはずれてしまったが、ボールは距離のないパー４で見事グリーンにのってしまった。