悪天候のためマンデーフィニッシュとなった米PGAツアー「RBCヘリテージ」を制したのは、またしてもスコッティ シェフラーだった。先週の「マスターズ」優勝に次ぐもので、過去5試合をみてみると、優勝、優勝、2位タイ、優勝(マスターズ)、優勝と驚異的な勝率を記録している。
世界ランキング算出のための獲得ポイントは、世界ランキング1位のシェフラーは1試合平均で15.01である。2位のローリー マキロイは7.36、3位のウィンダム クラークは6.48。4位のジョン ラウムは6.165。ラウムはLIVに移籍したためメジャー大会でしかポイントを稼げない。5位のエグザンダー シャフレが6.163。
シェフラーの1試合当りの獲得ポイントと2位のマキロイの獲得ポイントとの差7.65というのは、タイガーウッズが全盛時代に世界ランキング1位に長く君臨したとき以来の開きだという。
シェフラーは現在、メジャータイトル2つを含め米PGAツアーで10勝している。この圧倒的強さで、メジャータイトルをあといくつ獲得するか、ツアー通算であと何勝あげるのか、ゴルフファンの関心がたかまる。