今週は、アメリカで「全米大学ゴルフ選手権(NCAA Championships)」がカリフォルニア州で開催される。この大会に出場するため飛行機を利用した東テネシー州大学のゴルフチームに降りかかった、とんでもない出来事が話題となっている。
カリフォルニアの空港に着くと、飛行機の座席の窓から自分たちのゴルフバッグが飛行機から降ろされ、車に積み込まれているところを偶然見かけた。
トラベル用のバッグカバーの中に入れてあるものの、ゴルフバッグはグランドクルーによってひどく乱暴に扱われている。機内からコンベアーで出てきたバッグは、地面の上に放り投げられているのだ。あまりにひどいので、大学のゴルフチーム公式アカウントから撮影した映像をSNSに投稿した。それが以下のものである。
利用したデルタ航空からは、「今回のことについては本当に申し訳ない。グランドクルーはデルタ航空の社員ではないが、もしクラブが損傷を受けていたときはデルタ航空が責任をもって補償する。」と回答があった。
グランドクルーは、なぜこんなにも乱暴にゴルフバッグを扱ったのか?与えられた時間が限られていたからなのか、それともゴルフバックが重すぎるので、いちいち運ぶよりも勢いをつけて投げてしまったほうが楽だと思ったのか?
ひどい扱われ方をされて、クラブヘッドやシャフトが損傷を受けている可能性はおおいにある。ずっと使い込んできたクラブを試合で使用できなくなってしまえば、持てる力を十分に発揮することができなくなってしまうかもしれない。
東テネシー州大学のゴルフチームがそんな事態に至らないよう切に願う。