昨日に続き、きょうもタイガー ウッズについて触れる。
6月13日からノースキャロライナ州のパインハースト2番コースでおこなわれる今季メジャー第3戦「全米オープン」の主催者USGAは、特別推薦でタイガー ウッズの出場を認めると発表した。
メジャー大会のうち、「マスターズ」は優勝者に対し終生出場権を与え、「全英オープン」は優勝者に55歳となるまで出場者をあたえる。しかし、「全米オープン」は優勝しても、その後5年間しか出場を認めないため(但し他のメジャー大会で優勝した場合を含め)、タイガーには今年の出場権はなかった。
しかし、主催者は、過去に3度「全米オープン」で優勝しているタイガーの申請に対して、躊躇することなく特別推薦で出場を認めた。タイガーは早速SNSで謝意を表したので、出場することは間違いない。
これで、今月16日から始まるメジャー第2戦「全米プロ選手権」への出場が確実されるうえに、メジャー第3戦「全米オープン」への出場が決まった。
何度もこのブログでは書いてきたが、もしタイガーがメジャーを含む米PGAツアーで1勝をあげることができれば、米PGAツアー通算優勝回数が82勝で、現在サム スニードと並んで歴代1位タイの記録が、83勝となり単独首位の偉大な記録となる。
また、もしかりにメジャー大会で優勝をきめることができれば、メジャー優勝回数が16となり、18回の優勝を誇るジャックニクラウスにあと2つにせまることになる。とはいうものの、現在48歳のタイガーにとって残された時間はけっして多くはない。