オーストラリア人で、ユニクロのアンバサダーをつとめるアダム スコット(42歳)が、今週開催される「全米オープン」へ出場することがきまった。スコットはこれまで、年に4回あるメジャー大会への連続出場を続けており、この大会が92回めの出場となる。彼の初めてのメジャー大会出場は2001年の「全英オープン」で、23年間にわたってトッププレーヤーであり続けたことになる。
先週の「メモリアルトーナメント」終了時点で、世界ランキング60位までの選手には、「全米オープン」の出場権が与えられるが、スコットは61位におわっていた。しかし、60位までの選手のなかに、先日自殺したグレイソン マレー選手が入っていたため、スコットが1つ繰り上がって出場がきまった。
スコットは2013年のマスターズに優勝し、米ツアーで通算14勝あげ、欧州ツアーでも11勝の実績がある。ゴルフ殿堂入りのうわさがたつ年齢となったスコットは、最近「メジャータイトル1つでは、殿堂入りはふさわしくない。」と発言しており、メジャー大会には特別の思いをもっている。
「全米オープン」でのスコットのプレーに注目したい。