全米シニアオープン始まる

米シニアツアー(現チャンピオンズツアー)のメジャー大会「全米シニアオープン」が始まり、初日のプレーが終了した。日本から出場した藤田寛之(55歳)が、7バーディー、ノーボギーの63(パー70)のスコアで首位タイに立った。

同じく日本から出場している宮本勝昌は1オーバーの71で、65位タイとカットライン付近の成績。増田伸洋は7オーバーの135位タイと大きく出遅れた。

日本では同じチームで練習をしている藤田と宮本は、これまでも何度か米シニアツアーのメジャー大会へ一緒に出場してきたが、上位に顔を出したことはなかった。ただ、競馬と同じで初日から首位を走り、逃げ切って優勝することは非常に難しい。

また、一昨日のブログで書いたリー ウェストウッドが3打差の5位タイにいるし、レギュラーツアーでメジャー3勝し、ライダーカップキャプテンも務めたパドレイグ ハリントンも5位タイの位置にいる。とは言っても、藤田に注目していきたい。

藤田は日本のレギュラーツアーで18勝の実績があり、日本ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を2010年から3年連続優勝した実績があり、当時の第一人者と言って過言ではない。日本ツアーでわずか2勝しかあげなかった井戸木鴻樹が2013年の「全米シニアプロ選手権」に優勝し、日本人初のシニアメジャータイトルを手にしたことは、藤田にとって大きな発奮材料となっていることは間違いない。

あと3日間プレーから目が離せない。