全米オープン予選ラウンド終了

今季男子メジャー第3戦「全米オープン」は前半の2日間のプレーが終了した。6月12日のブログで優勝候補ナンバーワンとしたスコッティー シェフラーは苦戦し、トータル5オーバーの成績でカットラインぎりぎりの予選通過となってしまった。首位の選手とのストローク差は10。優勝は非常に厳しい状況となってしまったが、残りの2日間でどれだけ巻き返してくるか注目したい。

言い訳がましくなってしまうが、12日のブログでシェフラーの優勝を脅かす存在として、ラドビグ アバーグ、ブライソン ディシャンブー、ビクター ホブランドの3選手の名を挙げた。ホブランドは予選落ちしてしまったが、アバーグは首位。ディシャンブーは1打差の2位タイと決勝ラウンドがとても楽しみな位置にいる。

アバーグは昨シーズンからツアーでプレーし始めた24歳の新鋭である。米PGAツアーですでに2勝をあげ、今年4月の「マスターズ」では最終日のバックナインで首位争いを演じ、2位になった。

ディシャンブー(30歳)は、2020年のこの大会でメジャー初タイトルを手にしている。LIVに移籍しているが、移籍前に米ツアーで8勝の実績があり、とんでもない飛距離が武器の選手だ。

そのほか上位にいる有力選手としては、首位と2打差の5位タイにローリー マキロイ、単独8位の位置に松山英樹、9位タイに「全米プロ選手権」に優勝したエグザンダー シャフレがいる。