パリオリンピック出場者きまる

パリオリンピックで8月1日から4日間開催される「男子ゴルフ」に出場する60名の各国選手が17日(月)に決まった。ブラジルのリオオリンピックでゴルフが復活してから、東京、そしてパリが3大会めとなる。

リオの大会ではイギリスのジャスティン ローズが、東京オリンピックではアメリカのエグザンダー シャフレがそれぞれ金メダルを獲得した。

選手の選考は6月17日付の「国際ゴルフ連盟世界ランキングリスト」にもとづいておこなわれ、出場選手が特定の国に偏らないようにリストの200位以内のなかから選ばれる。

ランキング上位15位までの選手には出場資格があるが、1つの国からは最大4名の選手に限られる。また、上位15名の選手以外では各国最大で2名に出場権が与えられる。

アメリカから出場するのは、スコッティ シェフラー、エグザンダー シャフレ、ウィンダムクラーク、コリン モリカワの4選手。

アイルランドからはローリー マキロイとシェーン ロウリー。スペインからはジョン ラウムとディビッド プイグ。スウェーデンからはラドビグ アバーグとアレックス ノーレン。ノルウェーからはビクター ホブランドとクリス ベントラ。

日本からは松山英樹と中島啓太のふたりが出場権を得た。国際ゴルフ連盟世界ランキングリストでは松山が12位、中島は83位である。今シーズン米PGAツアーでプレーしている久常涼はランキング93位だった。

今回のパリ大会の会場は、昨年久常がDPワールドツアー(旧欧州ツアー)で初優勝をとげた「フランスオープン」と同じ会場なので、もし久常が選出されていたら活躍が期待されたかもしれない。

金メダルを獲得するのは誰か?8月に始まる熱戦を楽しみにしたい。