月曜日に第4ラウンドの残り8ホールをおこなうことになった「全米シニアオープン」だが、藤田は追いかけてくるリチャード ブランドに敗れ、2位におわってしまった。
(Golfweekのサイトより)
藤田は日曜日中止が決まった時点でブランドに3打差をつけていたが、残りの8ホールで3つボギーを叩いてしまった。それに対してリチャードは残りを2バーディー、2ボギーのパープレーであがり、72ホールを終わった時点でふたりは並び、勝負はプレーオフに持ち越されることとなった。
「全米シニアオープン」のプレーオフは、10番ホールと18番ホールをプレーして合計スコアの少ないほうが勝者となるルールだが、両者とも2ホールをパーであがり決着がつかなかった。その後は18番ホールを繰り返し使ってサドンデス方式で勝敗をきめる規定で、サドンデス2ホール目で藤田がボギーを叩き、力尽きてしまった格好だ。
もし藤田が勝っていれば、井戸木鴻樹が2013年に「全米シニアプロ選手権」に優勝して以来、米シニアツアーのメジャータイトルを手にする2人目の日本人選手となるはずであったが、残念な結果となってしまった。