南アフリカ出身のゲーリー プレーヤーは、今週「全英オープン」が開催されるロイヤルトゥルーンコースに顔をみせた。
(Getty Images)
過去3度「全英オープン」に優勝している歴代チャンピオンとして、R&A主催の「チャンピオンズディナー」に出席するためと、自らが使用契約をしているクラブメーカーPXGの現地イベントに参加するためである。
プレーヤーは毎年4月に開催される「マスターズ」で、野球の始球式にあたる「名誉スターター」をジャック ニクラウス、トム ワトソンと共につとめているが、89歳になった現在でも筋トレをかかさない。
PXGのイベントの中でプレーヤーは今回のコースについて、「フロントナインは全英オープンが開催されるコースのなかでも一番やさしく、4アンダー、5アンダーでまわれるが、反対にバックナインは一番むずかしいレイアウトとなっている。」
「自分にとって全英オープンが、4大メジャーのなかでは1番だ。アメリカ人はマスターズが1番だとか、全米オープンが1番だとか言うが、彼らの多くは全英オープンの舞台となるコースを実際に訪れていない。別にそのことを非難するつもりはないが、比較にならない。全英オープンがベストの大会だ。」
プレーヤーは、現在ギネスも驚いて腰を抜かすような記録を更新中である。自分の年齢以下のスコアでまわるエイジシュートを3131回連続達成中なのである。87歳の時には65のスコアで回って、22打も上回ったという。
プレーヤーの目標は、100歳まで生き、それまでエイジシュートをずっと続けることだそうだ。なんとも恐るべきレジェンドである。