全英オープンの初日が終了した。雨と強風の中でのラウンドとなったが、6アンダーで首位に立ったのはイングランドのダニエル ブラウン(29歳)である。ブラウンは欧州の下部ツアーで数年プレーした後、昨年DPワールドツアーに上がってきて、1勝をあげている選手だ。本大会には最終予選を突破して出場している。世界ランキングが現在272位なので、最終日まで上位でプレーし続けることはむずかしいかもしれない。
1打差の2にはアイルランドのシェーン ローリー(37歳)が入った。2019年のこの大会で優勝しメジャータイトルを手にしている選手だ。その後勝ち星がなかったが、今年4月にローリー マキロイと組んで「チューリッヒ クラシック」に優勝した。5月の「全米プロ選手権」では3日目に62のスコアを出し、首位と2打差の4位タイにあがってきたが、最終日スコアをのばせず6位タイに終わってしまった。ことしは調子がいいので2つめのメジャータイトルを手にすることができるかも、、、、
首位と4打差の4位タイにはジャスティン ローズ、エグザンダー シャフレらがいる。ローズはかつて世界ランキング1位になったことがある選手だが、ことしは予選会を勝ち抜いて出場をきめている。シャフレは今年の「全米プロ選手権」に優勝した選手だ。
首位と5打差の11位タイには、当ブログが応援するアダム スコットがいる。世界ランキング1位のスコッティ シェフラーと昨年の「全米プロ選手権」を制したブルックス ケプカも同位置にいる。
先週の「スコットランドオープン」で優勝したロバート マッキンタイヤーは31位タイ、川村昌弘も同様に31位タイ。川村は予選を勝ち上がって今回出場している。
松山英樹は4オーバーで82位タイと大きく出遅れ予選通過が危ぶまれる位置にいるが、これまでの彼の実績で判断すると予選通過は果たしそうである。
2日目以降のプレーが楽しみである。