最近まったくいいことがないローリー マキロイ(35歳)だが、ひとついいニュースを受け取った。
先月の「全米オープン」では、最終日バックナインの後半で2メートル以内のパットを2つもはずしてしまい、2位だったブライソンディシャンブーに逆転優勝をきめられてしまった。10年ぶりにやっとメジャータイトルを手にすることができるとマキロイ本人を含め、誰もがそう思った展開のなかで信じられぬ結末だった。
また、「全米プロ選手権」の直前には奥さんとの離婚申請を裁判所におこなったことも報じられた。のちのこの申請は取り下げたが、奥さんとの関係修復もすんなりとはいかないだろう。
マキロイは今後、来週おこなわれる「スコットランド オープン」とその次の週に開催される「全英オープン」に出場する予定にしている。昨年の「スコットランド オープン」でマキロイは優勝しているが、その勝ち方が見事だった。
17番ホールで首位を走る選手にバーディーで追いつき、18番でバーディーをとれば優勝という状況で、18番の2打目のショットが以下の動画である。
見事ピンそば11フィートにつけ、次のバーディーパットをしっかりきめて優勝を果たした。
マキロイにとっていいニュースというのは、大会を前に会場であるルネッサンスクラブが、マキロイの優勝と勝負を決めた2打目をたたえ、2打目を打った位置に記念プレートを設置すると発表したのである。
どんな選手であっても、自分の名前がコースのどこかに刻まれて後世に残るというのはたいへん誇らしいことだろう。マキロイの今後のプレーに期待したい。