2週間後の7月18日からスコットランドのロイヤルトゥルーンコースで開催される「全英オープン」の最終予選会が、イングランド・スコットランドの4か所のコースで開催され、288名の選手が、各コース上位成績者4人、合計16のスポットに挑んだ。
ジャスティン ローズ(43歳)も出場し、見事出場権を獲得した。ローズはこれまでほとんどの期間世界ランキング50位以内にいたので自動的に出場できたが、現在は60位前後にいるので予選会に出場し、出場資格を得る必要があった。
ローズはアマチュアとして初出場した「全英オープン」で4位タイに入り、一気にマスコミの注目を集めた。また、2015年の大会では6位タイ、2018年には2位タイに入っている。そして、2013年の「全米オープン」で優勝し、初のメジャータイトルを手にした。
ローズは昨年2月米ツアー「ペブルビーチプロアマ」で4年ぶりに優勝しており、最終予選会のあとのインタビューでは、「自分はまだ全英オープンで優勝できそうな気がするんだ。優勝するためには、まず全英オープンに出場しなくてはならない。きょうは本大会への出場をきめたことが自分にとっては大事なことで、優勝するための機会を得ることができた。」と話している。
ローズにとって、「全英オープン」は母国のナショナルオープンとなる。特別のおもいがあることだろう。活躍を期待したい。
また、現在DPワールドツアー(旧欧州ツアー)でプレーしている川村昌弘も予選を突破し「全英オープン」への出場をきめた。