リディア コウ

パリオリンピックの女子ゴルフは2日目が終了したところだが、ニュージーランド出身のリディア コウ(27歳)に注目が集まっている。

(Golfweekより)

コウの初日はパープレーの72で13位だったが、2日目に5アンダー、67でホールアウトして一気に順位を3位まであげてきた。

コウは、ゴルフが復活したリオオリンピックでは銀メダルを獲得し、東京オリンピックでは2位決定プレーオフで稲見萌寧に敗れて銅メダルを獲得し、もしこの大会でメダルを取れば、男女をとおして3大会連続でメダルを獲得する唯一のゴルファーとなり、メダルは金・銀・銅の3色が揃う。

もしコウが優勝して金メダルを取ることができれば、コウにとってはさらに名誉なことが待っている。それはゴルフの世界殿堂入りで、男女を問わずすべてのゴルファーが最後に到達したいと願う場所である。

現在女子ゴルフの殿堂入りは、スポーツ記者による投票によって決まるのではなくポイント制になっていて、コウはすでに26ポイント獲得している。もうあと1ポイント稼いて27ポイントとなれば自動的に殿堂入りとなり、オリンピックの金メダルは1ポイントに相当するルールになっている。

リディアコウの残りの2日間のプレーに注目である。