8月9日のブログで、もしパリオリンピックでニュージーランドのリディアコウが金メダルを獲得すれば、ゴルフ世界殿堂入りが決まると書いたが、ひとつ訂正をしておきたい。
金メダルで決まるのは、コウの「LPGA殿堂」入りであって「ゴルフ世界殿堂」入りではない。往年の名選手樋口久子や岡本綾子が入っているのは、ゴルフ世界殿堂のほうでLPGA殿堂ではない。
リディアコウはパリオリンピックで金メダルをとったため、正式にLPGA殿堂入りが決定し、彼女が35人めの選手となった。LPGA殿堂入りの条件は、これまで何度か変更されてきたが、現在はポイント制で以下のものである。
LPGAツアー1勝で1ポイント
メジャー大会優勝で2ポイント
年間ストローク平均1位か年間最優秀選手で1ポイント
オリンピック金メダル獲得で1ポイント
この条件で27ポイント獲得した選手は、年齢にかかわらずLPGA殿堂入りが決まる。
LPGA殿堂入りしている主な選手は、ナンシー ロペス、ベッツィー キング、ジュリ インクスター、アニカ ソレンスタム、カーリー ウェブ、セリ パクらがおり、今回のコウの前に近殿堂入りを果たしたのは、韓国のインビー パク選手で現在は産休中である。