ライダーカップ キャプテン

昨日はアメリカチームと国際チーム(欧州は除外)が2年に1度対戦する「プレジデントカップ」に出場する選手が確定したことを書いた。きょうは、「プレジデントカップ」が開催されない年にアメリカチームと欧州チームが戦う「ライダーカップ」について、ウェブ上に流れていた情報を紹介する。

次回の「ライダーカップ」は、来年アメリカ ニューヨーク州のベスページ ブラックコースで開催されるが、45回目の大会となり90年に及ぶ長い歴史と伝統のある大会である。なので、アメリカと欧州出身の選手にとっては、選手として実績を積んだのちにゆくゆくは「ライダーカップ」のキャプテンとなることがゴルフ人生の目標のひとつであり、キャプテンをつとめることは非常に名誉なこととされる。

来年の「ライダーカップ」の欧州チームのキャプテンは、昨年のローマ大会でチームを勝利に導いたルーク ドナルドが、もう一度つとめることになっている。

イングランド出身のジャスティン ローズ(44歳)は、最近ライダーカップのキャプテンへのステップとみなされている役に任命された。それはイングランドとアイルランドが、欧州大陸の国々と対戦する「チームカップ」のキャプテンで、2027年に開かれる「ライダーカップ」ではドナルドのあとをうけ、キャプテンとなる最有力候補となった。

ローズはこれまで欧州ツアーで11勝、米PGAツアーで11勝をあげ、2013年には「全米オープン」のタイトルも手にしている選手だ。44歳という年齢ではあるが、ことしの「全英オープン」では優勝に2打及ばず2位タイに入り、現在世界ランキングも37位の位置にいる。

ローズ本人としては、キャプテンを務めながらも選手としてプレーし、アメリカ選手と戦いたいという希望を持っている。その力を2027年まで果たして維持することができるか、見守りたい。