プレジデントカップ 26日から

男子ゴルフで、アメリカチームと国際チーム(欧州を除いた全世界)が対戦する「プレジデントカップ(Presidents Cup)」がいよいよ現地時間の26日(木)よりカナダで始まる。概要と出場選手、キャプテンについては9月5日のブログに記した。

https://worldgolfinformation.com/2024/09/05

アメリカチームと欧州チームが対戦する「ライダーカップ」が開催されない年におこなわれる大会であるが、ライダーカップとは少し様式やルールが異なる。

まず、ライダーカップは3日間の大会だが、プレジデントカップは4日間かけてプレーする。そして、全試合が終了して2つのチームの獲得ポイントが同数となり引き分けとなった場合、プレーオフなど延長戦はおこなわれずに、プレジデントカップの場合は両者を勝ちとするが、ライダーカップの場合は前回勝ったチームがカップを保持したということで、勝ちの扱いとなる。

プレジデントカップを主催するのは米PGAツアーで、ライダーカップを運営するのはPGAアメリカ(PGA of America)とR&Aである。現在ライダーカップにはLIVゴルフに移籍した選手は出場可能となっているが、プレジデントカップには出場できない。

これまでの対戦成績をみると、アメリカチームが12勝1敗1引き分けと圧倒的な強さを見せている。しかし、国際チームのホーム(アメリカ以外の国)でおこなわれたときは接戦となっており、今回はカナダで開催されるので国際チームの健闘が期待されている。

だが、今回もし国際チームが大差で敗れるようなことになれば、最近うわさとなっている出場選手の大幅な変更の話が現実味を帯びてくる。男子対男子であれば、アメリカチームと国際チームの実力の差は歴然としているので、女子の選手を入れて混成チームとして対戦していこうというものだ。

国際チームのキャプテンであるマイク ウィアと出場選手の活躍に、将来のプレジデントカップの姿がかかっていると言ってもいいかもしれない。