ローリー 優勝なるか?

DPワールドツアー(旧欧州ツアー)は、今週北アイルランドでナショナルオープン「アイルランドオープン」が開催されている。

3日目を終えて首位に立ったのは地元出身のローリー マキロイ(35歳)だ。マキロイは米ツアーでは「ウェルズファーゴ選手権」で1勝したものの、10年間遠ざかっているメジャータイトルには今年も届かなかった。6月の「全米オープン」では最終日首位を走りながら、上がり4ホールで3ボギーを叩いて、ブライソンディシャンブーに逆転されてしまい、またしてもメジャー優勝はお預けとなってしまった。さらに米ツアーの最終戦でも9位タイに終わり、マキロイにとってはやや不本意な1年だったに違いない。

しかし、そうはいっても「全米オープン」2位を含むこれまでの成績で、DPワールツアーの年間ポイントランキングでは現在首位に立っており、このままの成績を維持すれば、米ツアーのフェデックスカップチャンピオンに相当する年間チャンピオンのタイトルを手にすることができる。

あすの最終日、マキロイは地元の大声援をうけ、優勝をたぐりよせそうであるが、要注意の選手がひとりいて、それはマキロイとは3打差の3位タイにいるロバート マッキンタイヤー(28歳)だ。マッキンタイヤーが今年スコットランドオープンで劇的優勝をきめたことは以前のブログに書いた。

https://worldgolfinformation.com/2024/07/15

その前の月には「カナディアンオープン」でも優勝しており、今1番熱い選手のひとりで、世界ランキングも16位とトップ20位に入ってきた。

日本人選手としてプレーしている星野については、先週の大会でポイントランキングを1つあげたことを書いた。この「アイルランドオープン」にも星野は出場して、現在は首位から6打差の13位タイの位置にいる。もし、この位置のまま大会が終了すると、星野はランキングポイントをふたつ落として10位になってしまう。もう1段ギアを入れて頑張る必要がある。