ブラックデザート選手権

今週の米PGAツアーは、まったく新しい大会「ブラックデザート選手権」がユタ州で始まった。コースの名前(Black Desert Resort)をそのまま大会名に使用しており、メジャー1勝を含む16勝をしたトム ワイスコフが建設に関わり、昨年オープンしたばかりの新しいコースである。

このコースのメイテナンスに非常にユニークな方法が用いられていると報道されている。それはバッテリー駆動の自動運転で動く芝刈り機で、1回の充電で約5時間稼働する。コースは4台所有しており、これで18ホールがまかなえるそうだ。

とは言っても自動運転で芝を刈ることができるのはフェアウェーに限られるが、ストライプのパターンをつけた刈り方もできる。グリーン、ラフ、ティーイング グラウンドなどは、従来通り人間が乗り込んで操作する芝刈り機でおこなわれる。

メーカーによると、現在約20のコースがこの自動運転芝刈り機を導入済みか導入を計画中だということだ。世界で一番コースコンディションへの要求が厳しい米PGAツアーが、自らが主催する大会で使用を認めているのだから、今後普及していきそうだ。

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