來シーズンの米LPGAツアーの出場権(ツアーカード)をかけ、先週米LPGAの下部ツアー(エプソンツアー)のシーズン最終戦に出場した馬場咲希は、惜しくも獲得を逃してしまった。
馬場は今年の年末に開催されるQスクールに出場して上位入賞を果たし、來シーズンの米LPGAをめざすと報道されているが、今週は日本のツアー「富士通レディース」に出場している。
馬場は初日のプレーを終えて、首位と3打差の7位タイと好位置につけた。ことし1年間アメリカの下部ツアーでプレーして、年間ポイントランキングの順位は18位だった。この実力が、日本のツアーでどの位置に匹敵するのか非常に興味深く、残りの2日間を観戦したい。
似たようなことが日本男子ツアーでもおこっている。男子は今週ナショナルオープンである「日本オープン」が開催されており、2日目を終えて中島啓太が4アンダーのスコアで首位タイの位置にいる。
中島は昨年の日本ツアー賞金ランキングで1位となったことで、今シーズンDPワールドツアー(旧欧州ツアー)の出場権を得て、欧州をメイン舞台としてプレーをしている。3月にはインドオープンで早々にツアー初優勝をとげた。しかし、年間ポイントランキングは現在42位なので、来季のDPワールドツアーのツアーカードはほぼ間違いないが、上位10位に与えられる米PGAツアーのツアーカードには手は届かない。
DPワールドツアーで1勝した中島が、今年の「日本オープン」でどんな成績をみせるか、とても楽しみである。