先週の米LPGAツアーはアニカ ソレンスタムがホストを務める「ゲインブリッジ」がフロリダ州で開催され、ネリー コーダ(26歳)が優勝し今季7勝目をあげた。
ネリーは韓国とマレーシアの試合、そして日本の「TOYOクラシック」を練習中に首を痛めたという理由で欠場し、その次の週のハワイでの大会も休養にあて、ツアーがアメリカ本土に戻った「ゲインブリッジ」で優勝をきめた。
ネリーは今シーズン7勝と3回のトップ10入りで、賞金総額が4,164,430ドルになり、米LPGA選手として400万ドルを超えた3人目の選手となった。
これまでに一番多くの賞金を稼いだのはメキシコのロレーナ オチョアで、2007年に「全英女子オープン」を含む8勝あげて、4,364,994ドルを稼いだ。この記録が17年たった今でも破られていない。
しかし、来週は米LPGAツアーのシーズン最終戦「ツアー選手権」で、賞金総額1100万ドルと高額な賞金が用意され、優勝者には400万ドルが与えられる。ロレーナとネリーの金額の差は約20万ドルなので、好調なネリーが年間獲得賞金の額を更新する確率は非常に高い。この意味でも最終戦のプレーは注目される。