今週のDPワールドツアー(旧欧州ツアー)は季節が逆の南半球で、オーストラリアのナショナルオープンである「全豪オープン」が始まり、初日中野麟太郎(21歳)が2位と好発進を見せた。早稲田大学3年生の中野は昨年「日本アマ」を制した逸材で、身長185センチ、体重90キロと恵まれた体格をしている。残り3日間のプレーに注目である。
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昨年のこの大会には星野陸也が出場し、チリのワッキー ニーマンにプレーオフで敗れている。星野はその前の週の「全豪プロ選手権」でも2位に入る活躍をみせ、その勢いが翌年2月のDPワールドツアー初優勝につながった。
2年間DPワールドツアーでプレーした星野は、年間ポイントランキングで上位に入り、来季は念願であった米PGAツアーでプレーすることになった。昨年はこのルートで久常涼が米ツアーに参戦し、善戦して来季のツアーカードをキープした。
中野にも今後世界の舞台で活躍する選手になることが大いに期待される。