スコッティー シェフラーが、年間最優秀選手に選ばれたことは一昨日書いた。公式戦で「マスターズ」タイトルを含む7勝をあげ、パリオリンピックで金メダルを獲得し、そしてタイガーの大会「ヒーローワールドチャレンジ」でも優勝し、トータルで9勝をあげた実績は他の選手の追随を許さない成績だ。
シェフラーが今シーズン獲得した賞金は、合計で5522万8358ドル(84億5000万円、1ドル153円換算)となった。
では、シェフラーのキャディーをずっと務めたテッド スコットがいくら稼いだのか書いてある記事があったのでその内容を紹介する。選手とキャディーの契約は、ふたりの関係に基づいて結ばれるのでそれぞれ異なり、一般的な相場から判断したものになるのだが、、、、
その相場とは、選手が優勝したときキャディーの取り分は10%で、10位以内に入れば7%、予選を通過すれば5%となる。これによってスコットの取り分を合計すると533万8504ドル(8億1679万円)となる。
スコットの取り分が10%近い数字になるのは、シェフラーがシーズン最終戦「ツアー選手権」で優勝して2500万ドルを獲得し、スコットが250万ドルもらったこと、そしてシェフラーの優勝確率、優勝を逃しても上位に入る確率が非常に高いことが理由としてあげられる。
なおスコットの得た収入は、今季の米PGAツアー賞金ランキングで17位に入って、540万384ドルを稼いだローバートマッキンタイヤーよりも多い金額となる。本当に持つべきものはいい主(あるじ)である。