今週の「アメリカン エキスプレス」は米PGAツアーが開幕して第3戦目となるが、米ツアーの下部ツアーであるコーンフェリー ツアーは今週が開幕戦となり、現地時間の12日(日)から「バハマ ゴルフ クラシック」がすでに始まっている。
日曜日に始まって水曜日に最終日というスケジュールはたまにあるようで、第2戦の試合も19日(日)から始まる。しかし、基本はやはり米ツアーと同様に木曜日から日曜日の日程である。
この「バハマクラシック」は3日目の試合が終了し、日本人選手としてただひとり出場している蝉川泰果(24歳)は、予選は通過したものの75位タイと苦戦している。昨年推薦枠で出場した米ツアーの大会での非メンバーポイント蓄積数の資格で出場しており、開幕から4試合出場を予定している。
年間を通してコーンフェリー ツアーでプレーし、ポイントランキング上位20位以内に入れば、翌年は米PGAツアーに昇格することが可能である。
もうひとり、蝉川同様に米PGAツアーでのプレーを強く望んでいる中島啓太(24歳)は、別のルートより米PGAツアーをめざす。
今週、クリスマス休暇明けで再開するDPワールドツアー(旧欧州ツアー)の大会「ドバイ デザート クラシック」に中島啓太は出場予定である。
昨年よりDPワールドツアーでプレーする中島は、昨年すでに1勝をあげているが、年間ポイントランキングで35位と、10位までの選手に与えられる米PGAツアーの出場権に手が届かなかった。本格的にDPワールドツアーに取り組んで今年で2年目。結果を出したいところである。
松山英樹、久常涼、星野陸也、大西魁斗、金谷拓実の5名がプレーする米PGAツアーに、蝉川と中島が來シーズン加わることができるか。ふたりには熱い視線を送りたい。