ドバイデザートクラシック 2日目を終えて

DPワールドツアーは昨年の11月から新シーズンをスタートさせていたが、2025年になって初めての大会「ドバイ デザート クラシック」が、今週中東で始まって2日間の予選ラウンドを終了した。

毎年この大会より新しい年をスタートさせ、昨年はこの大会で優勝しているローリー マキロイは、首位と9打差の33位タイの位置にいる。残り2日間の巻き返しに期待したい。

LIVゴルフに移籍し、昨シーズンはLIVゴルフの大会で2勝をあげているスペインのジョン ラウムは、カットラインに2打足らずまさかの予選落ちを喫している。

中島啓太は4アンダーの24位タイ。首位とは8打差引き離されている。優勝することが一番の近道であるが、ひとつひとつの試合で実績をあげ、シーズン終了時にポイントランキング10位以内に入れば、來シーズンは松山や金谷がプレーする米PGAツアーへの出場権を獲得することができる。仮に現在の24位でこの大会を終えた場合、ランキングは91位から67位にあがる。この試合には、もうひとり桂川有人が出場していたが予選落ちした。

昨年の日本ツアーシーズン最終戦「JTカップ」を制した南アフリカのショーン ノリス(42歳)が、首位から4打差の3位タイの好位置につけている。日本ツアーで通算7勝あげているノリスは40歳をすぎても力が衰えない。

ノリスは「JTカップ」優勝のわずか2週間後に、DPワールトツアーでも優勝を果たし、この試合でもモーメンタム(勢い)をキープし続けている。あと2日間のプレーから目が離せない。