日本男子ツアーの新大会

日本男子ツアーでことしから新たに始まる「前澤杯 MAEZAWA CUP(4/24~27)」の大会の詳細が明らかになった。

https://news.golfdigest.co.jp/news/jgto/article/176709/1

昨年まで日本ツアーと米PGAツアーの共催でおこなわれていた「ZOZO選手権」は6年の契約期間が終了し、ことしから米PGAツアーが単独で開催する「ベイカレント クラシック(10/9~12)」が、神奈川県の横浜カントリークラブでおこなわれる。

日本の男子ツアーは、女子ツアーと比較して資金が潤沢な大手企業がタイトルスポンサーとなる大会が少なく、ツアーを運営していくうえで前澤氏のような篤志家、実業家の存在が欠かせない。

本選前にプロアマ戦をおこない、出場したいアマチュア3人組は100万円を払って、〇〇プロとラウンド希望として応募する。希望するプロに多数の応募があった場合は、オークションとなり一番高い価格を提示したグループがそのプロと回ることができる。集まったお金は選手の賞金に回されるのだという。

出場するプロにとって、大会賞金が大きくなれば当然モチベーションは上がる。これまでの運営形式であれば、それはスポンサー側の負担となっていたが、今回はファンの一部が肩代わりするかたちとなる。

「前澤杯」は関東地区(千葉県)でおこなわれる大会なので、周囲に富裕な人たちが多く住んでいるだろう。大好きなプロと一緒にラウンドできるのであれば、いくら出しても構わないというゴルフ好きの人も少なからずいるはずだ。

ファンが大会運営に大きく関与する新しい形式のトーナメント「前澤杯」に注目していきたい。