エプソンツアー

アメリカのLPGAツアーの下部ツアーは、日系企業のエプソンが2022年より5年契約でタイトルスポンサーとなり、エプソンツアーと呼ばれている。

エプソンツアーは今週フロリダ州で開幕戦を迎え、10月の最終戦まで20試合を戦う。今週の大会には、日本から原英莉花を含め5名の選手が出場している。

エプソンツアーでは、今シーズンから選手がキャディーを使わずに電動カートにバッグを積んでプレーすることが初めて認められた。これまでエプソンツアーでプレーする選手は、プロのキャディーやクラブ所属のキャディーをつかったり、友人や家族にバッグを担いでもらっていたが、電動カートを使ってひとりでラウンドすることが可能となった。

変更は選手の経済的負担を軽くすることが目的で、将来LPGAツアーに上がってプレーすることを夢見て戦う選手には、金銭的な余裕はあまりない。予選落ちすれば、一銭のお金を得ることもできない。

多くの選手は車を使って移動するので、バッグと一緒にコンパクトなつくりの電動カートを運ぶことが可能となる。とはいうもののキャディーがいないので、ピンまでの距離を計測したり、グリーン上でパットのラインを読むことは、自分ひとりでおこなわなくてはならない。

また、バンカーショットのあとの砂のならしや、ボールやクラブの汚れは自分できれいにしなくてはならない。でもジュニアの時代にはすべて自分でおこなってきたことなので、そんなに負担に感じることもないかもしれない。今回エプソンツアーが契約し、選手に便宜をはかる電動カートの製品は以下のサイトより