米PGAツアー「コグニザント クラシック」がフロリダ州で始まった。今週からはしばらくフロリダ州、テキサス州を中心にトーナメントが開催され、ジョージア州オーガスタで4月10日から始まる「マスターズ」に続いていく。
この「コグニザント クラシック」は、これまで「ホンダ クラシック」という大会名で自動車メーカーのHONDAが長年タイトルスポンサーをつとめてきたが、昨年からアメリカのITサービス会社コグニザントが新スポンサーとなって、ことしが第2回目の大会となる。
初日のラウンドではアメリカのジェイク ナップ(30歳)が12アンダー(12バーディー、ノーボギー)59のスコアで首位に躍り出た。夢の59以下のスコアを記録したのは米ツアーで14人目となる快挙である。
ナップは昨年2月の「メキシコオープン」でツアー初優勝を遂げているが、優勝する前の一時期ゴルフだけでは生計がたたず、ナイトクラブの用心棒をやっていたことが大きな話題となった。
ナップは最近調子をあげてきており、直近の5試合は予選落ちがなく、ベストの成績は「ジェネシス招待」での17位タイである。
とんでもない好スコアが出た翌日のプレーは、えてして平凡な成績やオーバーパーとなってしまうことが多いが、はたしてナップはどうであろうか?あすのプレーに注目である。