米PGAツアー「ジェネシス招待」が始まった。初日は強風、雨、低温という厳しいコンディションでのプレーとなり、ボールは飛ばず、流される、ころがらずの状況で、各選手のスコアは伸び悩んだ。
首位の選手のスコアは4アンダー、出場選手72名のうちアンダーパーでホールアウトした選手はわずか13名だった。
そんななかで2週前の格上げ大会「ペブルビーチプロアマ」で優勝したローリー マキロイはイーブンパーのスコアで14位タイとまずまずの位置で初日を終えた。
世界ランキング1位のスコッティー シェフラーは、年末に手を負傷し今年のスタートが遅れたが、第3戦目となるこの大会では2アンダー、4位タイと好調の滑り出しをみせた。そろそろ今季1勝目を手にすることができるか、注目である。
2年前の「全米オープン」チャンピオンで、現在世界ランキング7位のウィンダム クラークもシェフラーと同様に、4位タイの位置にいる。
昨年1月にアマチュアーとして「アメリカン エキスプレス」に優勝し、その後も米ツアーで1勝をあげたニック ダンラップは1アンダーのスコアで7位タイにつけた。
2日めも同様な天気が予想されており、選手にとってはひたすら耐えるゴルフとなりそうだが、シェフラー、マキロイを中心に大会が進んでいくと思われる。