ジェネシス招待

今週の米PGAツアーは、現地時間13日より格上げ大会(signature event)である「ジェネシス招待」が開催される。

この大会はタイガーウッズがホストを務める大会で、カリフォルニア州にある「リビエラ カントリークラブ」で毎年開催されていたが、今年は付近を襲った山火事の影響で会場が変更になって、「トーリー パインズGC」で開催されることになった。これまでの経緯については先月のブログに書いた。

https://worldgolfinformation.com/2025/01/23

また、交通事故の後遺症に悩まされ続けているホストプロのウッズは、この大会に出場すると表明していたが、先日お母さんが亡くなって欠場を決めた。ウッズは昨年のこの大会に出場したものの、初日のプレー中にインフルエンザによる体調不良で棄権している。

3週間前に「ファーマーズ インシュアランス オープン」の舞台となった「トーリー パインGC」で今週大会が開催されるが、「ジェネシス招待」は格上げ大会のため、戻ってこられる選手は32名に限られる。

その選手らを含め、現在の世界ランキングで50位以内にいる選手のうち46名が出場するので、世界トップレベルの選手たちによって、だれが優勝するのか競われることになる。なのでメディアやファンの関心も高くなる。

ちなみに、出場しない4名は怪我をしているランキング2位のエグザンダー シャフレ、そしてLIVゴルフに所属しているテリル ハットン、ブライソン ディシャンブー、ジョン ラウムの3名である。

予選ラウンド2日間の天気があまりよくないと報じられているが、そこは選手にとっては試練。トップ選手による熱い戦いを楽しみにしたい。