アーノルドパーマー招待 初日終了

米PGAツアー「アーノルドパーマー招待」初日のラウンドが終了した。上位の選手をみてみる。

5アンダーで首位に立ったのは、アメリカのウィンダム クラーク(31歳)だ。昨年のこの大会でも2位となっているので、この大会との相性がかなりいいのであろう。2023年の「全米オープン」の覇者で、昨年も米ツアーで1勝をあげている選手。

2打差の2位には4人の選手が並んだ。アメリカのキーガン ブラッドリー(38歳)、カナダのコーリー コナーズ(33歳)、南アのC.ベズイデンハウト(30歳)、アイルランドのシェーン ロウリー(37歳)

ブラッドリーは、今年9月末に開催される「ライダーカップ」アメリカチームのキャプテンだ。本人はプレーイングキャプテンとして大会に臨みたいという希望をもっているので、上位の成績で終え、ライダーカップポイントランキングの順位をあげたいところだ。

コナーズは、米ツアーで2勝あげており、現在世界ランキングがちょうど50位の位置にいる。「マスターズ」の前週まで50位以内をキープすれば、「マスターズ」への出場が確定する。上位になんとか踏みとどまりたい。

ベズイデンハウトは米ツアー未勝利だが、今シーズンは1度トップ10入りを果たしており、現在の世界ランキング順位は54位である。

ロウリーは、2019年の「全英オープン」の優勝者であるが、その後チーム戦での米ツアー1勝はあるが、個人としての優勝はない。先月の「ペブルビーチプロアマ」で2位に入るなど最近かなり調子をあげてきている。

また、世界ランキング1位で昨年のこの大会で優勝しているスコッティー シェフラーは、首位と4打差の11位タイとまずまずの位置につけている。シェフラーと初日一緒にラウンドしたラドビグ オゥバーグはイーブンパーの15位タイ。シェフラーに圧倒されることなく、1打離されただけというのはさすがで、今後の活躍を期待させる。

ローリー マキロイは2アンダーの6位タイ、松山は1オーバーのスコアで19位タイ。怪我でしばらく離脱していたエグザンダー シャフレは、まだ回復が十分ではなかったのか5オーバーの52位タイと大きく出遅れた。