米ツアー2年目の久常涼

先週の米PGAツアー「RBCヘリテージ」に出場する機会を得た久常涼(22歳)は、18位タイの成績で大会を終えた。

格上げ大会(signature event)だったのでいままでは出場資格を持っていなかったが、直近の大会数試合の成績によって出場が可能となり、トップ20位以内に入ってしっかりと結果をだした。格上げ大会は基本、昨年の年間ランキングで50位以内のトップ選手によって競われ、レベルの高い大会である。

久常はRBCヘリテージの成績によって世界ランキングを90位から85位に上げた。また、高額賞金が用意されている大会なので22万6千ドル余りを手にした。

来月開催されるメジャー今季第2戦「全米プロ選手権」には世界ランキング100位までの選手が出場できるので、久常は余裕で出場できそうだ。そして、昨年初めて出場した「全米プロ選手権」では18位タイとなっているので、ことしはそれ以上の成績を期待したい。

今年米ツアーカードに手にした金谷拓実、星野陸也、大西魁斗らが、なかなか結果を出せないなか、2シーズン目を戦う久常は着実に成長をとげている。