昨年の米PGAツアー新人賞を獲得したニック ダンラップ(21歳)の調子がおかしい。どんな選手か興味のあるかたは、スマホでNick Dunlapの名で画像検索を、、、
ランラップは昨年1月、スポンサー推薦で出場した米ツアー「アメリカン エクスプレス」にアラバマ大学の学生として、フィル ミケルソン以来33年ぶりとなるアマチュア優勝を果たした。さらに、半年後の7月には「バラクーダ選手権」で早くも米ツアー2勝目を達成した。
ことしも活躍がおおいに期待される選手だが、先週の「マスターズ」を含めて直近の4試合をすべて予選落ちした。とくに「マスターズ」では初日18オーバーの90をたたき、2日目はなんとか1アンダーの71と持ち直したものの、出場選手中最下位の成績で決勝ラウンドに進むことができなかった。
ダンラップは今週の格上げ大会「RBCヘリテージ」にも出場しているが、初日7オーバーの78(パー71)、2日目は71のパープレー、トータル7オーバーのスコアで、2日目を終えて出場選手中最下位の位置にいる。今週の試合は予選カットがないため心理的には少し楽かもしれないが、2週連続で低迷している。
「マスターズ」初日のときは、とにかくティーショットのドライバーが自信をもって振れなくなったらしい。ティーショットを打つと、通常の選手であればいかないようなところへボールが飛んでいき、1トリプルボギー、4ダブルボギー、7ボギーの大たたきにつながってしまった。
ゴルフ界の次世代を担う逸材のひとりだと衆目の一致するところなので、スポーツ心理学の専門家などの助言を得て、早く回復することを願うばかりだ。