全米プロ選手権 2日目終了

今季メジャー第2戦「全米プロ選手権」は、予選ラウンドの2日間のプレーが終了したが、一番の番狂わせはローリー マキロイである。

マキロイは今シーズン、2月におこなわれた格上げ大会の「ペブルビーチプロアマ」と第5のメジャーと称される「プレーヤーズ選手権」で優勝し、先月は「マスターズ」でキャリアグランドスラムを達成した。

この「全米プロ選手権」でも、マキロイはスコッティー シェフラー、ブライソン ディシャンブーらとともに優勝候補にあげられていた。しかし、初日のプレーは3オーバーの74、2日目は2アンダーの69のスコアでカットラインぎりぎりで予選通過はしたものの、首位の選手とは9打もはなされている。

実は、マキロイは今週会場入りしてから、USGAとR&Aが抜き打ちでおこなうドライバーの性能テストを受け、使用しているドライバーがルール不適合と判定されたと報道されている。いつも使っていて自信をもって振り切れるドライバーが使えずに、かわりのドライバーで2日間を戦わざるを得なくなった。スコアが伸びない理由もうなずける。

シェフラーは首位の3打差の5位タイの位置に、ディシャンブーは首位と5打差の17位タイの位置にいる。残り2日間のプレーから目が離せない。