スコッティーシェフラー メモリアルトーナメント優勝

ジャック ニクラウスがホストを務める格上げ大会(signature event)「メモリアル トーナメント」で、最終日首位からスタートしたスコッティー シェフラー(28歳)が2位の選手に4打差をつけて優勝した。

この優勝は、シェフラーにとって出場した直近の4試合で、メジャー「全米プロ選手権」を含む3勝目となる。昨シーズン7勝したシェフラー本来の調子がもどってきた。

シェフラーはこれまで最終日首位でスタートし、逆転されることなく優勝を手にした試合記録を連続9回とし、これは現役でプレーする選手としては最長のものとなる。

また、最近はことあるごとにタイガーの記録と比較されるようになってきている。シェフラーの今回の優勝は米ツアー通算16勝目となるが、米ツアーで初優勝をしてから16勝目までにかかった期間を見てみると、タイガーは3年と95日でシェフラーは3年と108日となる。その差はわずかに13日である。

シェフラーとタイガーのふたりよりも早く16勝目に到達した選手はこれまで2人しかおらず、サム スニードが2年と182日でジャック ニクラウスが3年と52日である。

スニードはツアー優勝回数が82勝で、最多優勝記録をタイガーと分け合っている。また、ニクラウスはメジャー優勝回数18回で現在のところ1位の記録である。

シェフラーが今の調子をどこまで続けていけるのかわからないが、続ければ続けるほどゴルフ界のレジェンドの記録が視界に入ってくる。