スコットランド オープン

今週の米ツアーは、DPワールドツアーと共催で「スコットランド オープン(Scottish Open)」がおこなわれ、来週はいよいよ今季メジャー最終戦となる「全英オープン」が開催される。

「全英オープン」の前哨戦ともいえる「スコットランド オープン」には世界ランキングトップ10選手のうち、ベテラン選手ラッセル ヘンリー、キーガン ブラッドリーを除く8人の選手が出場する。

世界トップ選手にとっては、「スコットランド オープン」よりもメジャー大会である「全英オープン」のほうが優先順位は高いのは言うまでもないが、英国特有のリンクスコースでプレーして本番に備えたいという気持ちと、メジャー大会直前まで試合勘を研ぎすましておきたい気持ちの両方があるだろう。

とは言うものの、「スコットランドオープン」に優勝し、翌週の「全英オープン」にも勝った選手はこれまでひとりしかいない。2013年に達成したフィル ミケルソンだ。

大会中の天気予報はあまりよくない。4日間とも14度C程度で温度は上がらず、雨の確率は20~40%、特に土曜日は50%と高い。強風は予想されていないが、選手にとっては厳しい条件での戦いになりそうだ。