大いに稼ぐスコッティー シェフラー

世界ランキング1位のスコッティー シェフラーは、2週間前の「全英オープン」に優勝したあと、先週のツアー競技「3Mオープン」に欠場し、シーズン最終戦となる今週の「ウィンダム選手権」にも出場しない。

しかし、シェフラーは試合に出ないのに今週の日曜日、多額のボーナスを手にすると報道されている。2つのボーナスが支給され、ひとつは「ウィンダム選手権」で終了するシーズン全期間を通して競うフェデックスカップ ポイントランキング10位までの選手に対して総額2000万ドルが与えられ、1位の選手の取り分は1000万ドルである。

シェフラーは今シーズン、メジャー2つを含め4勝をあげているので、もちろんフェデックスカップポイントは1位であるし、それが「ウィンダム選手権」の結果によって変わることはない。

もうひとつは、コムキャスト ビジネス トップランキングという企業名のついたランキングで算出される上位10位の選手に賞金が用意されているが、まったくと言っていいほどフェデックスカップポイントと連動しているので、当然1位の選手はシェフラーで、優勝賞金として800万ドルを手にする。合計1800万ドル、日本円にして(1ドル150円換算)で約27億円をシェフラーは得ることになる。

さらにシェフラーは、高額な賞金が用意されているプレーオフ3試合に来週から出場するので、上位入賞して賞金がさらに加算されることは間違いない。

フォーブスというアメリカの雑誌が毎年5月に、世界中で著名なアスリートがどれだけ年間稼いだかそのランキングを発表している。スポンサー契約料も含めて、シェフラーが1年間にどれだけ収入を得たのか、非常に興味のあるところである。