米PGAツアーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」で、アメリカのキャメロン ヤング(28歳)がツアー初優勝を飾った。どんな選手か興味のあるかたは、スマホでCameron Youngと画像検索を。
ヤングは、アーノルド パーマーらを輩出した名門ウェイク フォーレスト大学を卒業して2019年にプロになり、下部ツアーを経て米PGAツアーのメンバーとなった。2022年の「全米プロ選手権」で3位タイ、「全英オープン」で2位に入るなどして、その年の新人王(Rookie of the year)に輝いた。
ヤングはドライバーの飛距離がある選手で、トータルスキルのレベルも高く、米ツアーで優勝するのは時間の問題だとまわりから言われていたが、なかなか1勝ができなかった。
米ツアーで優勝をのがして2位におわった回数は7回を数え、優勝がなく2位におわった回数が7回というのは、2003年以降では最多回数の記録となる。
ヤングは直近の8試合でベスト10入りが3回と調子をあげてきていて、6月の「全米オープン」では4位タイに入った。
また今回、万年2位の汚名を返上できて精神的に開放されたはず。世界ランキングも一気に15位にあがってきた。ヤングの今後の活躍を見守りたい。