トミー フリートウッド

米PGAツアーフレーオフ第2戦「BMW選手権」の第1日目が終了した。首位と3打差の2位になったのは、現在世界ランキング13位にいるイギリスのトミー フリートウッド(34歳)だ。

8月4日のブログで、キャメロン ヤング(28歳)が米ツアーでこれまで2位に7回なりながら優勝に手が届かなかったが、2週間前の「ウィンダム選手権」でようやくツアー初優勝を果たしたことを書いた。

フリートウッドも、欧州ツアーでは7勝の実績があるにもかかわらず、米PGAツアーでこれまで162試合に出場し、いまだに優勝がない。

フリートウッドは最終日のバックナインあがり3ホールで首位をキープしていながら、ボギーを叩いて優勝を逃してしまう。先週の「セントジュード選手権」でも残り3ホールで2打リードしていながら、17番で短いパットをはずしてボギーを打ってしまい、追い上げてきたジャスティン ローズとJ.J.スポーンが争ったプレーオフの中に残ることができなかった。

6月に開催された「トラベラーズ選手権」でも1打差の首位で最終18番を迎え、完璧なティーショットを放ったものの、150ヤード足らずのアプローチショットがグリーンに届かず、そこから寄せてパーをとることもできずボギーを打ってしまった。一緒にまわっていたキーガン ブラッドリーが最終ホールでバーディーをきめて、優勝をさらっていってしまった。

相手がバーディーをどんどん奪って逆転されるのであれば、まだ納得できる部分があるかもしれないが、ボギーを叩いて自滅してしまう展開では相当なショックを受けざるを得ない。

フリートウッドの実力からみて、明日以降大きくスコアをくずすことは考えにくい。残り3日間優勝戦線に踏みとどまって、最終日どんな順位で終えるのか注視していきたい。