今週おこなわれている日本男子ツアーの「ANAオープン」は本日(21日)が最終日で、金谷拓実は首位から2打差の2位からスタートし優勝を狙う。
金谷は今シーズン米PGAツアーでプレーしているが、先週の「プロコア選手権」では一打足らずに予選落ちし、今週は米ツアーでトーナメントが組まれていないため、日本に戻ってきてプレーしたようだ。
昨年末のQスクールで上位に入り、今季の米ツアーカードを獲得してプレーしていたが、シーズン公式戦すべて終了した。金谷は秋の大会が6試合残っている現時点で、フェデックスランキングの順位は134位と低迷している。
金谷は今季米ツアーで23試合に出場し、15試合で予選落ちした。トップ10入りは2回で、5月の「バイロンネルソン」で記録した5位タイが自己ベストの成績だった。
このままでは、来シーズンの米ツアーカードに手が届いていないので、秋の大会で結果を出し、フェデックスカップランキング100位以内に入る必要がある。
アマチュア時代には、日本アマ、アジアパシフックアマのタイトルを獲得し、2019年にはアマチュアとして日本ツアーの「三井住友ビザ太平洋マスターズ」に優勝するなど、輝かしい成績をひっさげてプロに転向した。日本ツアーではこれまですでに7勝をあげているものの、米ツアーでは結果を残せずに未勝利のままである。
金谷がもし「ANAオープン」で優勝すれば、米ツアーの秋の大会に心機一転、新たな気持ちで取り組むことができ、好成績が期待できるかもしれない。
